2018年2月20日火曜日

Salon VINISU 2018 No.2

2月19日、サロン2日目です。朝から晴天で気持ちがいいです。やっぱり南仏は太陽が似合いますね〜(私も)

しかし30,000人ものビジターで駐車場が凄いことに。朝出遅れたのですでに満車状態です。うまくすり抜けパーキングを確保しましたがフランス人は車の停め方が雑すぎる!もちっときれいに停められないもんかね!こうゆうところに日本人感情が出てしまうのですね。

それにして派手なデコレーションだこと!これくらいやらないとダメだな!数ある車の中でひときわ目立ってました。目立つ反面絶対に違反はできないな!

それじゃ今日も張り切って狩りに向かいます。しかしせっかく獲物を捕らえても忘れてくる恐れがあるので要注意です。ハイわかってます!

昨日試飲し、写メで残しておいた造り手のスタンドへ。今回は以外に多く残りました。Hallも全部で5ホールあるので効率よく回れるよう昨日のうちにホールごとに訪問先をまとめておきました。(細かな作業もやればできるね)

まとめた資料をみながらホール内を探すのですがここでもフランス人の本領発揮です。スタンド番号はA6B40の様にホール番号(最初のA6)とスタンド番号に別れているのですがホールに入りスタンド番号を探すと並び方がバラバラ!これは故意での事なのかホントにバラバラで規則性が全くありません。(たまたま昼ごはんを食べてるときに隣合わせたカナダ人バイヤーもわかりずらいとぼやいてました)まあこれがフランスなんですね(早く慣れよう)

Rhoneのホールでお目当てのスタンドを探していると昨年探し当てた造り手のギヨームが声をかけてくれました。

昨年輸入しようと思っていたのですがあいにく数が揃わず今年に回す予定でいました。早速揃ったワイン達を試飲しました。

やっぱり「旨い」シークレットの極小生産のスペシャルキュヴェも試飲ができ数も確保できました。このセットは素晴らしいです。


どれも洗練されていてストレートな旨味とみずみずしい果実感があります。スタンダードなものはこの土地の完熟感を表しながらスイスイ飲めるみずみずしさがあり後味に清涼感が残ります。

スペシャル・キュヴェは重厚な香りを放ち上質なワインであることがすぐにわかります。シルキーで滑らかな舌触りでこなれた印象の味わい。風味が長くあとを引きます。好みですが「S」も「G」も穏やかでありながら懐の深い味わいです。
個人的な趣味では..(言いません)


次に昨年一日違いで会えなかったGrand Vigneronの元へ。この方Prof.Alain Razungles.
偉大な生産者でもあり醸造学で教鞭もとられるプロフェッサーです。私は2000年に初めてお会いしてルーション地方のワインの事を色々とご教授下さった大切な恩人でもあります。alain chabanonmarjorie galletなど教え子達が優良な生産者に育っています。Alainはこのエリアでワインの質の向上に大きく貢献しているプロフェッサーでもあるわけです。

自らも未だに自分のドメーヌで素晴らしいワインを造り続けていますが今回お会いして聞いたのですがそろそろ引き継いで徐々にフェードアウトしようと思っているそうです。また一人重鎮が去っていくのですね..仕方のないことですが寂しい事でもあります。

跡を継ぐのは娘さんのMarionだそうで今回始めてお会いしました。次を託す意味もありAlainが私に紹介したかったそうです。Marionは偉大なお父様に付いて勉強中だそうで今後が楽しみです。今回最初から決めていたのですがAlain Razungles作のDomaine des Cheneフルで6本飲み頃のワインが揃いました。昨日オーダーを完了しましたので準備でき次第皆様にご案内します。どれもルーションの真髄をついたワイン達です。どうぞお楽しみに!

Domaine des Chenes


Alain RazunglesとMarion

Alainはダンディーで物腰の柔らかい紳士。偉大な生産者です。

今回は忘れ物は無かった。よかったよかった!これに安堵している事自体アカンかな?

それでは皆様チャオ!







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